4周年への思い
アングルオーナーである飯田の日記的なコラム。日々の宿運営や地域で暮らし働くことでの、気づきや思いなどを綴ります。今回は4年間の振り返りと周年イベントのお誘い。
アングルオーナーである飯田の日記的なコラム。日々の宿運営や地域で暮らし働くことでの、気づきや思いなどを綴ります。今回は4年間の振り返りと周年イベントのお誘い。
COLUMN
2024.06.06 UP
今日6月6日でMicro Hotel ANGLEを立ち上げて丸4年。
枕詞のように何度も言ってなんかなーと思うけど立ち上げの2020年6月はコロナで本当にきつかった。笑
お客さんがなかなか来ないのはそうだけど、その対策とか、これをやっていいのかダメなのか、何が正解なのか、どうやって継続するのかなどを考えていくことが楽しくもあったけどきつかった。
ただとても鍛えられたなとも感じるし、それでもモヤモヤ考えやり続けたから繋がれた多くの皆さまがいることも大きな財産だと思っています。
たくさんの方に支えてもらいました。
そして、やはり3年を越すと色々変化するとよく言われるけど、それは本当にそうだなーと。
4年目はアングルとしても会社としても分岐点だったような気もします。
本質的に大切にすることを変えないために、自分なりに結構大きな選択や決断をしました。
それに対しては自分の未熟さや無力さを感じた部分は多々ありましたし、反省する点はたくさん。
ただ後悔はなく、より良くするための糧としたいなと思いますし、会社として、アングルとして何を大切にするべきか、この地域に何を出来るのかをとてもよく考えた4年目でした。
5年目に突入するにあたり、アングルを含めた会社の役割を改めて考えて、やってきたことや今後やりたいことを先輩経営者協力のもと、一緒に整理しました。
その役割とは、この街の文脈を大切にしながら、おもしろさや可能性を広げ、それを伝える「街の編集室」であること。
そのことをしっかりと打ち出していきたいと思い、今回の周年の企画テーマもその意気込みや在り方を込めたものとしました。
編集といえば「本」であり、本は街の文化を支えるもの、そして、さまざまな人の考えを伝え、人の価値観を表現し、また違った視点を与えてくれるもの。
そんな本のような存在や役割を少しでもこの街で担えたらなーと思ったのもこの企画にした理由の一つです。
元々は、縁もゆかりもなかった岡崎。
たまたま出会った元カメラ屋さんだったアングル。
偶然だったかもしれませんが、僕の人生は大きく変わり、この街で働き、暮らすことができている。
こんな人生になるなんて社会人になりたての僕には想像も出来てないと思います。笑
ただ、この街の人や文化に惹かれ、たくさんの人に助けられてきたからこそ恩もたくさん感じる岡崎。
今は大きな縁を感じてますし、何か貢献し少しでも次世代に繋いでいきたいなとも思っています。
それは子どもの存在も大きいかもしれません。
地域での働く選択肢を増やしたいし、そのために会社を強くしたいです。
これからも宿は地域のメディアであることはずっと変わらないですし、地域内外を繋ぐハブになり続けたい。
会社としては、岡崎の暮らしから成り立ってきた素晴らしいモノやコトや人や店の少し視点を変えて伝えたり、一緒に何かを企てたり、作ったりしていきたいです。
これからのアングルをよろしくお願いします。
とりあえず長くなり恐縮ですが、周年イベントお待ちしております。
飯田圭