アングルオリジナルブレンドティーに込めた想い(前編)

岡崎と山梨を掛け合わせたハーブブレンドティーが出来ました。

SPECIAL

2021.02.04 UP

構想から約2年。宿のある岡崎と僕の出身地である山梨を掛け合わせて、ほっとひと息つけるような、ハーブブレンドティーが出来ました。 
愛知県岡崎市の200年続く産地茶問屋である宮ザキ園の和紅茶とほうじ茶をそれぞれベースに、山梨県富士吉田市でハーブを育て、ブレンドも手掛けるHERBSTANDの平野夫妻に製造を依頼。 
この街にきて、「ギフトになるものをずっと作りたい」と考えてきたのが、沢山の方の協力のもとようやく形になりました。 

そもそも「なぜ地域のギフトを作りたかったのか」という話ですよね。
 僕自身、旅に出て、その地域のものを、その地域の人から買い、家族や友人にストーリーを添えて渡すことがすごく好きで、自分なりのいいものと地域で出会えるのも旅や観光の醍醐味の一つだなと考えています。  また、外から来た知人に対しても、自分が素敵だと思った、地域のものをプレゼントするということもすごく豊かだなと。そして、それが、その地域に愛着を持つきっかけにもなると思っています。 

岡崎に来た時に、最初は中小企業支援施設で働いていたことと、自分で様々なお店や生産者さんの元を訪ねたことで、この地域にも風土と歴史をベースに、素敵な想いが込められた素晴らしいモノがたくさんあると知りました。

宿をやるようになって、それを県外から来た自分自身の角度で捉えて、お伝えすることをしていますが、大切なものは尊重しつつ、アングルの軸で今度はモノとして作れたらと思ったのが1つのきっかけです。 
アングルは「暮らし感光」というテーマで、物見雄山の観光から、この地域の暮らしを五感で感じられるような観光を目指しています。そして、それがこの街を訪れる人にとっても、地域にとっても、化学変化が小さくても起きたら良いなと考えています。
それは、観光という旅での行為だけでなく、アングルの視点・まなざしで、暮らしに根付いてきたモノにも光を当ててお伝えすることで、化学変化を起こすことができたら同じことではないかなと。   

今回、初めての商品としてブレンドティーを作りましたが、なぜブレンドティーにしたかには大きく3つの理由があります。 

1、宮ザキ園との出会い 
この商品のベースになるお茶は、岡崎市額田地区にある宮ザキ園のもの。宮ザキ園は約200 年続く産地茶問屋で、創業当時からの栽培・製造方法を今でも守り続けています。 
岡崎に来て、何も知らない中でも宮ザキ園は早い段階で気になり、訪問させていただいて出会ったのが、6代目である梅村篤志さん。急に訪問したにも関わらず、丁寧にお茶畑を紹介してくれ、在来種のお茶や当時からの製法を守り続けていること。また、販売のあり方を卸中心から、お茶の価値を保つために直販に変えた経緯のことなど。  多くのことを熱く語ってくださったことがとても印象的だったことと、山梨が好きだと言ってくれたこともあり、仲良くしていただいています。
そして、個人的にも大好きな和紅茶とほうじ茶を使って、アングルとして篤志さんの熱い想いをお伝えすることが出来たら、岡崎を好きになってくれる人もさらに多くなると思いました。 

2、アングルの思いとのリンクとHERBSTANDの存在 
宮ザキ園の和紅茶とほうじ茶を、そのまま扱おうと考えたのですが、せっかくならもっとアングルらしい形で伝えられるほうが、意味もあるなと感じました。
宿の名前でもある「アングル」という単語は、視点や角度という意味。
アングルのロゴの意味にも繋がっているのですが、この宿を通して、この街を見つめるハイアングル(外の人からの視点)とローアングル(中の人の視点)が掛けあわされるような場になればと思っています。 
だからこそ、この商品も地域の良い商品と、外からの視点と外の良いものを掛け合わせたらアングルらしい商品になるのではないかと考え、ブレンドティーを構想しました。 
ブレンドをお願いしたのは、僕自身の地元である山梨県の富士吉田という富士山の麓にある街で、ハーブの栽培や販売、ブレンドなどを手掛けているHERBSTAND。  HERBSTANDの平野夫妻は、東京から山梨に移住して来て、自分たちで畑を作るところからスタートし、ハーブのある豊かな暮らしを自分たちでも体現している素敵な友人。  単純にブレンドしたお茶が美味しいのと、2人なら宮ザキ園やアングルの思いを大切に、共感して寄り添ってくれると思ったことからお願いしました。

3、お茶の意義と役割 
最後の理由は、宿にとってのお茶の存在と、ペットボトルでも簡単に飲める時代にあえて淹れて楽しむ、お茶というものの役割がいいなと思ったこと。
アングル的には、宿にずっといるというよりは、外に出て、街を楽しんでもらいたい。ただ、部屋やラウンジでホッと一息つくことも宿の機能として大事なこと。それは家でも同じことではないでしょうか。
お茶を淹れてゆっくりすることが、僕自身も好きですし、宿でもそんな時間があったらいいなと思いました。 
また、皆でお茶を淹れて飲むということも、すごく大事なコミュニケーションの一つなのではないかなと。今回は利便性も考え、ティーバックではありますが、ペットボトルで簡単にお茶が飲める時代だからこそ、ゆっくり大切な人との時間を楽しんでもらいたいです。    

こちらから購入可能です。
https://okazakiangle.official.ec

「アングルオリジナルブレンドティー」に込めた想い(前編)

構想から約2年。宿のある岡崎と僕の出身地である山梨を掛け合わせて、ほっとひと息つけるような、ハーブブレンドティーが出来ました。