FORESTORY 〜木との暮らしと、森と街の繋がり〜
展示について
2021.03.31 UP
いつも何気なく過ごしてしまう街も、目線を変えれば自分の地域にも非日常に感じられる場所や時間や出来事はきっとあるのだと思います。アングルは、「暮らし感光」という切り口で、ただ物見雄山的な観光ではなく、五感でまちの光を感じるきっかけをつくっていきます。
この場所の暮らしや歴史、その背景にある人の想いなどを深掘り、地域をもっと面白く見えると、より豊かな日々を過ごせるのではないでしょうか。

今回は、暮らし感光の第3弾。岡崎市の山間部である、旧額田町で間伐を主に林業を営み、岡崎市産材を広げる活動をする「奏林舎」のアテンドのもと、林業を体験し、製材現場を見学するなど、木との暮らしと、森と街のつながりを考える企画。
岡崎市額田地域もかつては冬に林業、夏にお茶という形で栄えていましたが、海外からの安い輸入材の影響もあり、国産の木材価格は下落。それにより山に入る人は減り、多くの森が放置されてしまっているそうです。

また、森が荒れると水害や土砂災害の一因にもなるとも言われており、普段はあまり意識しませんが、森と街は繋がっているのだと考えさせられます。
今回、FORESTORY(フォレストリー)というタイトルにしたのも「forest story」森の現状や大切さを感じて欲しいことと、林業である「forestry」の仕事も体感として知って欲しいことから2つを合わせた造語にしました。
実際に林業の現場に入り、木こりを体験し、その後製材所を見学するなど、その木が木材となり、どう使われていくのかを五感で体感してみませんか。

<内容>
■間伐体験
奏林舎の代表である唐澤晋平氏の案内のもと、林業の現場である木下町の森に伺い、木を伐採する体験を行います。プロが実際に木をきり、倒すのをデモンストレーションで見ることもできる貴重な機会。


■ランチ付レクチャー@茶流香(チャルカ)
額田にある、ネパール料理店の茶流香にて昼食をとりながら、唐澤さんより、ご自身の林業の活動について、岡崎市の間伐材の現状や、森と街の繋がりについてなどお話を伺います。


■白井製材所見学
木を切った後、木材にするための、製材を行なっている同額田地区の白井製材所を見学。どういう工程を経て実際の丸太が製材になっているか、それまでどれくらいの期間が必要かなど現場を見ながら知る機会です。


■焚火シェアリング
1日体感してきたことなどで、気づいたことや感じたことを、額田の間伐材の薪を使用した焚火を行い、自由に参加者同士で話し合いましょう。
<概要>
■開催日: 2021 年 4月 17日 (土) ※雨天決行、悪天中止
(当初予定していた1/23(土)から日程を変更しております)
■時間:
10:00 集合
10:30 間伐体験
12:00 ランチ付講義@茶流香
(ネパール料理ワンプレート+ドリンク付)
13:30 白井製材所見学
14:30 焚火シェアリング
15:30 解散
※ツアー参加者限定 翌日1/24(日)朝の岡崎まち歩き
9:00 集合
Okazaki Micro Hotel ANGLE(岡崎市籠田町21)
10:00 解散
■金額:6,000円/人 ランチ付き
(子供:小学生以上 3,000円、小学生未満1000円、3歳以下無料)
※ツアー参加者向け 翌日4/18(日)朝の岡崎まち歩き +500円(子供無料)
■定員:10人
■集合場所:千万町楽校
(〒444-3432 愛知県岡崎市千万町町宮西8)
※お手数ですが、現地集合、現地解散でお願いします。
■持物や服装:
マスク・軍手・タオル類
動きやすい服装
(汚れても良い長袖長ズボン※黒や黒に近い色は不可)
動きやすい靴
(スニーカー、長靴等※サンダルやヒールは不可)
■お申し込み
https://forms.gle/E63jmyDTdoVQRNcf9
【ご注意事項】
※ お申込みは先着順です。参加人数が定員に達しましたら、募集終了となります。
※ 小学生未満はランチの提供はありません。