車を降りて、自転車で。いつもの街の、だれかの暮らし|BIKE to FARM 開催しました

風を切って、初夏の岡崎を軽やかに駆け抜ける、around×Circles×ANGLEのライド企画「BIKE to FARM」。自転車だからこそ出会えた、この街の景色をお届けします。

REPORT

2026.06.03 UP


こんにちは。ANGLEマネージャーのすずかです。

5月の終わりの日曜日。岡崎市竜泉寺町にあるフォレストガーデン「around」と名古屋の自転車屋「 Circles」との共同企画「BIKE to FARM」を無事に開催することができました。

当日の様子を、カメラマンの楫原海斗くんが写真に収めてくれました。 初夏の光とともに、イベントを振り返ります。

ANGLEから徒歩10秒、籠田公園に集合
ANGLEに移動して、宿のこともご紹介
乙川に沿って東の方角へ。列になって自転車を漕ぐ
ひとつめの目的地、岡町にある「稲垣腸詰店」さんへ。
ハムやソーセージを購入
稲垣腸詰店から自転車で3分、
パン屋「AMENOSHITA」さんにて食パンを調達
丘の上にひっそりと佇む、
what’s!? coffee-yurushiiro-」さんでは珈琲豆を
aroundに到着。
ののかちゃん(左)と航平くん(右)による園内の紹介
aroundで採れる野菜をじぶんたちで収穫
グループごとにサンドイッチづくり。
買った材料や収穫した野菜にそれぞれの個性が光る
思い思いに、つくったり食べたり
最後にコーヒーブレイクを。
ひと息ついて、また街中へ
ただいま、乙川。
なんていい川なんだ〜、と思わず
お疲れさまでした!
籠田公園で寝転がってライドの疲れを癒す

はじめてのライド、あたらしい出合い

わたしは、本格的なライド企画に参加するのはこれが初めてでした。 ANGLEオーナーのけいさんからお下がりでもらったシティバイクはあるものの、いつもは自宅とANGLEの往復5kmを、生活の足として乗るくらい。今回はレンタル自転車を用意してくださったので、「kona」の自転車に乗って往復20km超えのライドに挑戦してみました。

ひとことで言ってしまうなら。 「自転車って、こんなにたのしいんだ!」とじぶんでもびっくりするほどの感動が待っていたのです。

わたしは岡崎で生まれ育って、もうすぐ24年になります。 それなのに、Circlesのみなさんが考えてくれたコースは、一度も通ったことのない道ばかり。まるで知らない街を駆け抜けているような、新鮮な胸の高鳴りがありました。

「景色のひとつ」が、人の営みに変わるとき

歩くよりも少し遠くへ行ける。それに、車で通り過ぎてしまうには惜しい街の営みに、そっと目を向けることもできる。 サドルにまたがって見つめる岡崎は、いつも見ている景色とはまったく違う表情をしていました。

たとえば、川沿いを離れてお店に向かう道すがら。 そこには、たくさんの畑や田んぼが広がっていました。 これまで車窓からそれらを眺めるときは、ただの「景色のひとつ」でしかありませんでした。 けれど、自転車を漕ぎ、すぐそばで息吹を感じてみると、「ここの稲は背が高いから、早い時期に田植えをしたのかな」と、自然とそれらをつくる「人の手」に思いを馳せているじぶんがいたのです。

それに、この企画のために協力してくださったお店のみなさんも、本当にあたたかい方ばかりでした。 一緒に写真を撮ってくださったり、この日のために特別にお店を開けて待っていてくださったり。自転車を漕いで少し高揚しているわたしたちを、やさしく迎え入れてくれました。 走れば走るほど、岡崎の街やお店、そして人のことが、もっともっと好きになっていく。そんな一日でした。

誰かの手によって、育まれる場所

目的地のaroundは、わたし自身もよく遊びに行く大好きな場所です。 この日、参加者のみなさんが思い思いに野菜や植物を摘んで楽しんだり、「春菊のつぼみが美味しかった!」とこの場所だからこそのあたらしい発見に出合っている姿を見て、胸の奥がじんわりとあたたかくなりました。

aroundに関わるみんなが、ふだんから色々なことに心を配り、じぶんの時間をたっぷりとかけてあの場所を育んでいる。その背景を知っているからこそ、みなさんのたのしそうな顔が、じぶんのことのように誇らしく、うれしかったのです。

まちなかから、その先へ

これまでわたしは、ANGLEで出会うみなさまに、主に「歩いて行ける範囲」のお店やスポットをご紹介することがほとんどでした。 けれど、岡崎のおもしろさは、街なかだけにとどまりません。 だからこそ、今回のようなライド企画を通して、みなさんがいつもより少しだけ足を伸ばし、この街の新しい一面に出合うきっかけになれたなら、これほどうれしいことはありません。

風を切って走ったあの一日の余韻が、いまも心地よく残っています。 ご参加いただいたみなさま、ご協力いただいたみなさま、本当にありがとうございました。

文/マネージャー・たいらすずか
写真/楫原海斗

車を降りて、自転車で。いつもの街の、だれかの暮らし|BIKE to FARM 開催しました

風を切って、初夏の岡崎を軽やかに駆け抜ける、around×Circles×ANGLEのライド企画「BIKE to FARM」。自転車だからこそ出会えた、この街の景色をお届けします。