早いような、長かったような、ANGLEが出来て丸3年

アングルオーナーである飯田の日記的なコラム。日々の宿運営や地域で暮らし働くことでの、気づきや思いなどを綴ります。今回は「3周年」について。

COLUMN

2023.06.09 UP

2023年の6月6日をもってMicro Hotel ANGLEは丸3年経ちました。

6月3日(土)、4日(日)に開催した周年イベントにも同世代や子どもから上の世代の先輩方まで多くの方にお越しいただき本当に感謝です。
また色々とご協力をしてくださった方々や準備をめっちゃ頑張ってくれたメンバーのみんなもありがとうございました。
アニバーサリーイベントのテーマを「地域まつりの再編集」とし、アングルが産業フェアや商店街のまつりをやったらどうなるかということを実は意識しておりました。

当日のコンテンツとしては、おめでたい時や厄払いで愛知では盛んにおこなわれる伝統コンテンツの「餅・菓子まき」。
お菓子も地域の方のものを購入し、餅も地元の米穀店に朝のつきたてを依頼しました。

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また、ガラガラくじや、夜はいつもと同じくアニバーサリーパーティーなどを行い、時間によってきていただくお客さん層の幅を持たせて、いつもよりより開けた場を作ってみました。

丸3年は早いような長いような不思議な気持ちですが、アングルを作ったことによる色々な出会いや繋がりや広がりや深まりはかけがえの無いものです。

縁もゆかりもない地域に来て、今まで事業も宿もゼロ経験の状態からやって来れたのは周りに恵まれているとしか思えません。
やっぱり、元々観光地ではないこの街でビジネスホテルではない宿をやる大変さはあるし、常に不安とともになんとか必死であれこれ考えているのが正直なところです。

ただ、日々この街の豊かさや魅力は間違いなくあると確信しているし、ただ消費する観光ではなく、地域の文化や暮らしを味わう「暮らし感光」は岡崎にぴっりりだとも確信しています。

だからこそ、これからもそれに気付いてもらえるように少しアングルを変えた視点で街や店や人を伝えていき、この街の入口としての役割を果たしていきたい。

そして、地域内外の人の関係が滲むような場をつくっていきたいと思ってます。

引き続き、アングルとパークサイドカフェをよろしくお願いします。

文/飯田 圭
写真/山崎翔子

早いような、長かったような、ANGLEが出来て丸3年

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